FP2級の私が、家族の保険を見直して月11,000円減らした全記録

保険

保険は「よくわからないまま入り続けている」固定費の代表格です。わが家も、営業のすすめで内容をあまり理解しないまま加入し、毎月14,473円を払い続けていました。今回、家族の保険を一つひとつ見直した結果、月々の保険料を3,000円まで下げ、月11,473円(年137,676円)を削減できました。この記事は、わが家が「何を・なぜ」その判断にしたのかの全記録です。保険は個別性が高いので、あくまで「わが家はこう考えた」という一例として読んでいただければと思います。

わが家の保険、見直し前と見直し後

保険見直し前見直し後
夫 医療保険(終身・掛け捨て)5,130円解約
妻 医療保険5,433円解約
夫 死亡保険2,630円収入保障保険に一本化
妻 死亡保険1,280円解約
収入保障保険(掛け捨て・夫のみ)3,000円
合計14,473円3,000円

見直しの結果、月々の保険料は14,473円 → 3,000円に。月11,473円、年間137,676円の削減になりました。ここからは、それぞれの保険をどう考えて判断したのかを書いていきます。

なぜ医療保険を「すべて解約」したのか

いちばん大きかったのが、夫婦2人の医療保険(月10,563円)をすべて解約したことです。「病気やケガが不安だから」と入っていましたが、あらためて考えると、日本には高額療養費制度があります。

高額療養費制度は、1か月の医療費の自己負担が一定額を超えると、超えた分が払い戻される公的制度です。つまり、健康保険が使える治療であれば、自己負担には上限があります。わが家の場合、その上限額であれば貯蓄でまかなえる範囲だと判断しました。「毎月1万円の保険料を払い続けるより、その分を貯蓄・投資にまわしたほうが、わが家には合っている」と考えたのが解約の理由です。

※ここは注意が必要です。医療保険の解約は、ある程度の貯蓄(生活防衛資金)があることが前提です。まとまった蓄えがない状態での解約は、いざというときに家計が立ち行かなくなるリスクがあります。生活防衛資金が確保できていない場合は、慎重に判断してください。

死亡保障は「公的制度を土台に、足りない分だけ」

死亡保障は、やみくもに大きな額をかけるのではなく、すでにある土台を差し引いて、本当に足りない分だけを補うという考え方で設計し直しました。わが家の土台は次の2つです。

  • 団体信用生命保険(団信):夫に万一のことがあれば、住宅ローンの残債が消えます。つまり住居費の大きな心配がなくなります。
  • 公的な遺族年金:子どもが18歳になるまで、月約12.7万円が支給される見込みです。

この2つを土台にすると、「残された家族が生活していくうえで、それでも足りない分」はぐっと小さくなります。わが家は、その不足分だけを掛け捨ての収入保障保険(夫のみ・月3,000円)で補うことにしました。妻の死亡保険は、必要性が小さいと判断して解約しています。(収入保障保険はFWDのものを選びましたが、他社と細かく比較検討したわけではないので、商品の推奨はしません。)

貯蓄型ではなく「掛け捨て」を選んだ理由

見直しにあたっては、貯蓄性のある保険ではなく、あえて掛け捨てを選びました。理由はシンプルで、「保障」と「貯蓄」を分けて考えたかったからです。

保険はあくまで「万一への備え(保障)」に絞り、お金を増やす部分(貯蓄・投資)はNISAで別に行う。こうして役割を分けたほうが、それぞれのコストや効果が見えやすく、わが家には管理しやすいと感じました。

浮いた保険料の使い道

見直しで浮いた月1万円強は、消えてなくなるお金ではなく、家計の中で「使い道を選べるお金」になりました。わが家では、NISAの積立額の上乗せや、歯科ローンの繰上返済に充てていく予定です。固定費を下げることの本当の価値は、こうして「お金の使い道を自分で選べるようになること」だと感じています。

保険を見直すときに気をつけたいこと

  • 医療保険の解約は貯蓄が前提:生活防衛資金を確保できていない場合は慎重に。
  • 必要な保障は人それぞれ:家族構成・住宅ローンの有無・勤務先の制度(傷病手当金や死亡退職金など)によって、必要な保障は大きく変わります。
  • あくまで一例です:この記事は「わが家がこう判断した」という記録であり、すべての家庭に当てはまるものではありません。

まとめ|保険は「入りっぱなし」を見直すだけで大きく変わる

わが家は、家族の保険を「公的制度でカバーできる部分」と「本当に足りない部分」に分けて考え直すことで、保障を極端に減らすことなく、月11,473円(年137,676円)を削減できました。保険は一度入るとそのままにしがちな固定費ですが、ライフステージの節目に一度立ち止まって見直すだけで、家計は大きく変わります。まずは、いま入っている保険が「何のための保険か」を書き出すところから始めてみてください。

関連記事

家計改善のヒントを毎日発信中

FP2級が実体験ベースで節約・固定費削減・投資のリアルな情報をXで発信中。更新通知や記事には書けないプチノウハウもツイートしています。

𝕏 @kake_fp2 をフォロー

ご質問・お仕事のご依頼は お問い合わせフォーム までお気軽にどうぞ

タイトルとURLをコピーしました